Step 01Claude の有料プランを契約する
Claude Code が動くのは Claude Pro / Max / Team プランの中です。Free プランだと動きません。ここだけは、お金がかかる話なので先に片付けておきます。
まだ契約していない方は、claude.ai を開いて、画面の右上にある「Upgrade」を押してください。いちばん安い Pro で月20ドル、日本円だと ¥3,000 くらい。支払いはクレジットカードです。契約が終わったら、次の Node.js に進みましょう。
この本の Play は、ぜんぶ Pro の範囲でできる内容にそろえてあります。Max や Team が要る機能は出てきません。プランごとの月額や、使った分だけ支払う方式(API の従量課金)との違いを知りたい方は「Claude Code の料金まとめ」をどうぞ。
Step 02Node.js を入れる
Claude Code は Node.js という土台の上で動きます。だから先に、その Node.js(バージョン 18 以上)を入れておきます。Node.js が何なのかは、いまは分からなくて大丈夫。「Claude Code を乗せる土台」とだけ思ってください。もう入っている方は、バージョンだけ確認して、このステップは飛ばしてOKです。
確認コマンド(Mac / Windows 共通)
まず、本当に入っているかを確かめます。ターミナルを開いて、次の1行をそのまま打ってみてください。
$ node -v v20.11.1 ← v18 以上ならOK
「command not found」と出たり、数字が v18 より小さかったりしても、慌てないでください。それは「まだ入っていない」というだけのサインです。下の手順で入れていきましょう。
Mac の場合
入れ方は3つあります。どれを選んでも結果は同じなので、ピンと来たものでどうぞ。迷ったら、いちばん上の公式インストーラが安心です。
- 公式インストーラ: nodejs.org から「LTS版」の .pkg をダウンロード → ダブルクリックで完了。最も簡単。
- Homebrew で入れる:
brew install node。Homebrew をすでに使っている方向け。 - nvm で入れる: 複数バージョンを切り替える方向け(中級者向け、本誌では推奨しません)。
Windows の場合
入れ方は2つあります。迷ったら、上の公式インストーラを選んでください。これがいちばん迷いません。
- 公式インストーラ(推奨): nodejs.org から「LTS版」の .msi をダウンロード → 実行 → 「Next」を押し続けるだけで完了。
- winget で入れる: PowerShell で
winget install OpenJS.NodeJS.LTS。Windows 11 標準。
Claude Code は PowerShell でも、コマンドプロンプトでも、WSL2 でも動きます。ただ、あちこち選べると逆に迷うので、この本では PowerShell(Windows に最初から入っています)で進めます。WSL2 を使う方は、中身が Linux なので、Mac とほぼ同じ手順だと思ってください。
Step 03Claude Code をインストールする
ここまで来れば、いちばん山場は越えています。Node.js さえ入っていれば、Claude Code 本体は たった1コマンドで入ります。下のコマンドを、ターミナルにそのまま貼ってください。
Mac(ターミナル)
$ npm install -g @anthropic-ai/claude-code # 完了すると claude コマンドが使えるようになります $ claude --version claude-code 2.x.x
途中で「permission denied」と出て止まることがあります。これ、けっこう出ます。そのときは sudo npm install -g @anthropic-ai/claude-code と打ち直してみてください。それでも sudo は使いたくない、という方は、Step 02 に戻って nvm 経由で Node.js を入れ直すのが本筋です。
Windows(PowerShell)
PS> npm install -g @anthropic-ai/claude-code # 完了すると claude コマンドが使えるようになります PS> claude --version claude-code 2.x.x
Windows だと、ここで 「実行ポリシーによりスクリプトを実行できません」と止まることがあります。びっくりしますが、エラーではなく安全装置です。PowerShell を「管理者として」開き直して、Set-ExecutionPolicy -Scope CurrentUser RemoteSigned を一度だけ打ってください。これで先に進めます。
Step 04認証する
あと少しです。最初の一回だけ、さっき契約した Claude アカウントと、この Claude Code をつなぐ作業をします。次のコマンドを打ってみてください。
$ claude # 初回起動でブラウザが開き、claude.ai でログインを促されます # ログインすると、ターミナル側に "Authentication successful" と出ます
ブラウザが勝手に開かないこともあります。そのときは、ターミナルに出ている URL をコピーして、自分でブラウザに貼ってください。ログインできたらターミナルに戻ってみましょう。もう認証は終わっています。
Step 05最初の CLAUDE.md を置く
Claude Code には、毎回かならず最初に読むファイルがあります。それが 作業フォルダのいちばん上に置いた CLAUDE.md という1ファイルです。これが「メモリ」の入り口、つまり AI に覚えておいてほしいことを書いておく場所です。
むずかしく考えず、フォルダをひとつ作って、その中にいちばん短い CLAUDE.md を置いてみましょう。下のコマンドをそのまま貼ればOKです。
$ mkdir ~/my-playbook && cd ~/my-playbook $ echo "# 私のメモ\n\n文体: です・ます調" > CLAUDE.md
PS> mkdir $HOME\my-playbook PS> cd $HOME\my-playbook PS> "# 私のメモ`r`n`r`n文体: です・ます調" | Out-File -Encoding utf8 CLAUDE.md
中身は、これっぽっちで大丈夫です。難しい書き方はありません。覚えておいてほしいことを、ふつうの文章で書く。たったそれだけで、メモリの第一歩は踏み出せています。
Step 06動作確認する
最後の仕上げです。さっきと同じフォルダで claude と打って、Claude とやりとりできる画面(対話モード)を立ち上げてみましょう。ちゃんと CLAUDE.md を読めているか、ここで答え合わせをします。
$ claude # 対話モードが立ち上がります > このフォルダの CLAUDE.md には何が書かれていますか? # Claude が CLAUDE.md の中身を要約して返してきたら成功です
うまく返ってきましたか。だとしたら、あなたが置いた1ファイルを、Claude Code がちゃんと読んで動いているということです。お疲れさまでした。これで準備は全部おしまいです。
進む道は2つあります。好きなほうでどうぞ。 (A) この本を最初から読みたいなら、Play 01 へ。 (B) もう自分の仕事のデータにつなぎたい、という方は、次の準備ガイド「MCPで業務につなぐ」へ。先に全体像をつかんでおきたい方には「Claude Code の使い方(総目次)」もあります。