01結論: まず Pro(月20ドル)で始める
まず大前提から。Claude Code は、無料プランだと使えません。動かすには、Claude Pro 以上の月額契約か、使った分だけ払う API 課金。このどちらかが要ります。
で、結論から言いますね。手元でAIと対話しながら使うなら、Pro でいい。月20ドル、年払いにすると月あたり17ドルです。請求はドル建てなので、円でいくら引き落とされるかは、その日の為替で少し動きます。
本誌の Play は、01 から 06 まで全部この Pro 契約だけで検証しています。各記事の冒頭に書いてある「実運用コスト」は、Pro 代とは別に上乗せでかかった実費のこと。6本のうち4本は月0円、残り2本が月320円と月640円でした。つまり編集部が毎月払っているのは、Pro の約3,000円に数百円が乗るくらい。びっくりするような額にはなりません。
だからあなたも、まずは Pro で始めてください。それで足りなくなったら、このページの後半を読みに戻ればいいんです。
02定額プランの料金表
定額プランは4段階。違いは月額と、「どれだけたくさん使えるか」の枠の大きさだけです。下の表をさっと眺めてください。
| プラン | 月額(USD) | Claude Code | どんな人向けか |
|---|---|---|---|
| Free | $0 | 使えない | まずチャットだけ触ってみたい人 |
| Pro | $20年払いは月あたり $17 | 使える | まずはここから。本誌の全 Play の前提プラン |
| Max 5x | $100 | 使える利用枠は Pro の5倍 | 毎日がっつり使って、Pro の上限に何度もぶつかるようになった人 |
| Max 20x | $200 | 使える利用枠は Pro の20倍 | 上限をほぼ忘れて使い倒したい人 |
| Team | $25〜/席年払いは月あたり $20〜 | 使える | 会社やチームでまとめて入れるとき |
出典: claude.com/pricing(2026年6月確認)。価格は Anthropic 社の改定で変わることがあるため、契約前に公式ページで最新額を確認してください。
ちなみに「1日にどれだけ使えるか」は、はっきりした数字が出ていません。時間帯や混み具合でも変わります。だから本誌のおすすめはいつも同じ。Pro で始めて、上限にぶつかるのが面倒になってきたら Max を考える。この順番です。最初からいきなり100ドル払う理由は、たいていの人にはありません。だからあなたも、迷ったら Pro でいいです。
03もう1つの払い方: 使った分だけ払う API 課金
ここからは、ちょっと先の話。今すぐ読まなくても大丈夫です。
API は、プログラムから Claude を呼ぶための入り口だと思ってください。Pro が「人が画面の前に座って話しかける」ための契約なら、API は「動いた分だけお金を払って、AIを仕組みの中に組み込む」ための契約。タクシーの定額乗り放題と、メーター課金の違いに近いです。Claude Code は、この API でも動きます。
払うのはトークンという単位ぶん。AIが文章を数えるときのモノサシで、日本語ならざっくり「1文字=1トークンくらい」と思っておけば感覚はつかめます(文章によってブレます)。1トークンあたりの値段は、使うモデル(AIの頭の良さのグレードですね)ごとに変わります。
| モデル | 入力単価100万トークンあたり | 出力単価100万トークンあたり | 位置づけ |
|---|---|---|---|
| Claude Opus 4.8 | $5.00 | $25.00 | いちばん賢い。込み入った仕事や長い文書はこれ |
| Claude Sonnet 4.6 | $3.00 | $15.00 | 速さと賢さのちょうど真ん中 |
| Claude Haiku 4.5 | $1.00 | $5.00 | 軽くて最安。仕分けみたいな単純作業はこれで十分 |
出典: Anthropic 公式のモデル一覧・価格ページ(2026年6月確認)。
表だけ見ると「安いじゃん」と思いますよね。でも、毎日対話で使っていると、やり取りの量は想像よりずっと積み上がります。気づいたら結構いってた、なんてことも。だから人が画面の前で使う分には、月いくらか先に決まっている Pro のほうが安心。これが、実際に両方使った編集部の本音です。だからあなたも、最初の入り口は Pro でいいんです。
04編集部は実際にいくら払っているか
編集部の使い方は「Pro 契約+ほんの一部だけ API」です。なんで API を足したのか。理由は1つだけ。Play 04(毎朝の予定組み)で、決まった時刻に人が触らなくても勝手に動く仕組みを作ったんです。そうしたら朝、Pro の上限に当たって段取りが止まる日が出てきた。それで、その部分だけ API に切り替えました。
- Play 02・05(プロンプト設計、カレンダー連携): 上乗せ 月0円。Pro だけで足りました
- Play 04(毎朝の予定の自動作成): API 実費 月320円
- Play 06(メールの自動仕分け): Play 04 の分と合わせて API 実費 月640円
足し算すると、Pro の約3,000円に API 分の数百円が乗って、月3,600円くらい。これが、本誌で公開している仕組みを全部動かすために、編集部が毎月ほんとうに払っている額です。盛ってません。各 Play の内訳も、記事の冒頭の「実運用コスト」欄にそのまま出しています。
API を考えるのは「自分が席にいないあいだも、AIに動いていてほしくなったとき」です。毎朝の自動実行とか、夜のうちにレポートを作っておくとか、社内システムに組み込むとか。裏を返せば、そこに行くまでは Pro だけで何も困りません。だからあなたは、まず Pro でいいんです。
05契約前に知っておきたい3つのこと
為替で円の支払額が動く
請求はドル建てです。月20ドルが日本円でいくらになるかは、カードで決済した日のレートと、カード会社の手数料しだい。なので「毎月ぴったり◯◯円」とは決まりません。家計簿やチームの予算に入れるなら、固定額じゃなく「少し上下するもの」として見ておくと、あとで慌てずにすみます。
利用上限は「固定の数字」ではない
Pro にも Max にも「ここまで」という上限があります。しかもその水準は、はっきり何回までと公表されているわけではなく、変わることもあります。上限に当たると、しばらく待たされます。最新の細かいところは Anthropic 公式ヘルプでのぞいてみてください。とはいえ、ふつうに使っている分にはそうそうぶつかりません。
プラン変更と解約はいつでもできる
Pro から Max への乗り換えも、やめるのも、アカウント設定からいつでもできます。解約しても、払った期間の終わりまではちゃんと使えます。だから身構えなくて大丈夫。「まず1ヶ月だけ Pro で試す」——これが、いちばん損しない始め方です。合わなかったら、やめればいいだけですから。
06よくある質問
- Q. Claude Code は無料で使えますか?
- A. 残念ながら、無料プランでは動きません。いちばん安い入り口が Pro(月20ドル)です。使った分だけ払う API 課金で動かす道もありますが、最初の一歩なら迷わず Pro でいきましょう。
- Q. API キーの取得は必須ですか?
- A. いりません。Pro 契約さえあれば、API キーなしで Claude Code は動き出します。本誌の導入ガイドも、Pro 契約だけを前提に書いてあるので安心してください。
- Q. Pro の上限ってどのくらいで当たりますか?
- A. 使い方や混み具合で変わるので、「◯回で当たる」とは言えません。ただ編集部の体感だと、本誌の Play を毎日ふつうに回している分には、自動実行の仕組み(Play 04)以外で上限が邪魔になったことはありません。最初はそんなに気にしなくて平気です。
- Q. 会社で導入する場合は?
- A. Team プラン(1席あたり月25ドル、年払いなら月あたり20ドル〜)があります。請求がひとまとめになって、管理機能も付くので、3人以上で使うなら個人 Pro をバラバラに契約するより、ぐっと楽になります。
払い方が決まったら、あとは入れるだけ。導入ガイド(Mac / Windows)に進んでください。20分で、あなたの手元で最初の1コマンドが動きます。